バナーオブルイン(Banners of ruin)攻略ガイド

ずっと気になっていた獣系ダークファンタジーカードゲーム「Banners of ruin」(バナーオブルイン: 破滅の戦旗)の攻略記事になります。
最近セールで半額だったので購入しました。
3回目の挑戦でクリアしましたので攻略メモを残したいと思います。
Nintendo switch 版で、クリア時に確認できたカード(全体の50%程度)で記事を作成しています。
Slay the spire好き、カードゲーム好き、ローグライク好きな方は是非チェックしてほしいゲームです!

基本戦術

パーティ編成

最初は2体のキャラクター選択から始まる。
左側が中装鎧、右側が軽装鎧になる。
キャラクターによってカード性能に差があるが、どのキャラクターもそれなりに強みがあるので好みでOK。
途中酒場でお金を払うと追加キャラクターを加入することができ、最大6体まで増やせる。
初回クリア時は4体だったが、6体だったらダメージ分散の観点で楽だったのかもしれない。
雇う場合はそれなりにお金がかかるので、雇用後は次の機会に備えて1000くらいはお金を貯めておきたい。

↑初クリア時の構成。キャラクターがダブるのが嫌だったという理由で4体になっているが、6体のほうが楽に攻略できるはず。

レベルアップ

レベルアップ時にTalentカードとPassiveを選択でき、毎回StaminaかWillに1ポイントふれる。
基本的にStamina全振りで問題なかった。
理由はStaminaは毎ターン回復するが、Willは戦闘後でないと回復せず、戦闘にかかるターンも比較的長いため、Staminaの有用度がWillよりも圧倒的に高い。
確認できたWillの固有スキルは以下の通り。

【鼠】次の攻撃ヒット毎にチャージ3を加算し、敵のチャージ1(及びチャージ源)を取り除く
【熊】状態異常を解除し、解除した数だけアーマーを獲得
【イタチ】出血攻撃カードを3枚加える
【狼】他のキャラクター固有カードを使用できる
【兎】敵側に罠を設置し、罠に移動した敵にダメージ
【ビーバー】体力25のバリケードを設置

どれもそれなりに用途はあるが、Willがなくても問題なく、せいぜい2くらいあれば十分な印象だった。
後半キャラクターが増えると「Staminaはあるがカードが無い」という状況になりやすいので、StaminaがダブついてきたらWillにふってもいいと思う。
序盤はStaminaに余裕はないためWillにふる必要性は全くない。

装備

Superior heavey armor(初期値35+毎ターン10装甲が上昇/スタミナ-2)が強いので基本これ1択となる。
パーティー全員にSuperior heavey armor(なければHeavey armor)を装備させることが目標で、生存能力に直結するため優先度は高め。
他に装甲アップ手段が用意できた場合、出血を体力に変換する鎧も強かった。(黒魔術の儀式の戦闘後に入手)
注意点として列に単体でいると毎ターン装甲が15上昇の効果があるが、これに頼ると後半の移動妨害系の敵に困ることになる。
この効果を使用するのであればWithdrawなどの移動対策カードが必要だが、移動対策カードは基本的に不要なので、デッキ枚数が増えて回転率が下がるのが悩ましいところ。
新メンバー加入時に備えて鎧は多めにストックしておきたい。
武器をストックするとデッキに影響が出るので注意。(誰も使用できない不要カードとして出現)

武器は鎧よりも優先度は低いが、攻撃カードでWeaponダメージとなっているものは武器の基礎値が影響するため、入手できるときには押さえておく。
武器の基礎値が最重要であるため、武器は両手のダメージの基礎値が高めなものを選択する。
出血シナジー、複数回攻撃シナジーなど他にコンセプトがあるときはダメージ基礎値が低めなものを選ぶのもあり。
盾はSuperior heavey armor入手後に不要になるが、回避付きの盾の装備は役立つ。

イベント

優先度は以下の通り。

キャラクター雇用>装備入手>カード削除>回復>戦闘>その他

キャラクターが多いほどダメージが分散し、最大Stamina、Passiveの恩恵が増えるので有利になる。
武器・装備は戦力への寄与度が高いため優先度は高め。
カード削除については初期カードは最終的に全て不要なので全削除でOK。(Withdraw/移動して装甲5付与、Rush/1×3は状況により有用)
重装鎧が揃うまでは、装甲値を上げるカードが必要なので、装備の入手状況に合わせてカード削除を進めていく。
戦闘は回避できる状況もあるが、お金・経験値・新カード入手のチャンスなので状態が良ければなるべくこなしたい。
1つの通りをクリアするごとに雇用/回復/ショップ(大量陳列)のどれかを選択できる。

【カード削除】以下はカード削除の効果をもつイベント

デッキ構築

以下に紹介するカード(又は類するカード)を優先してピックすると強力なデッキができる。
強力なカードのみをピックする方針のため、大半の場合はカードを入手しないで進めることになる。
5回に1回良いカードがでれば良いくらいの感覚で進めていく。
新しいカードを見ると、「初期カードよりは強いし新しいカードを入手して使いたい」という気持ちもでるかもしれないが、本作は
1)不要な初期カードを全削除し
2)強力な攻撃/防御カードのみで構成されたコンパクトデッキを
3)大量のドローカードで高速周回させる
のが強いゲームである。
また、一度ピックしたカードを削除するのは困難で特定のランダムイベントに頼る形になるが、初期カードを全て削除することを想定すると、無駄なカードをピックする余裕はない。
序盤はスタミナが少ないのでコストの高いカードが微妙に思えるかもしれないが、本作はカード使用の制限がゆるいため、新メンバー加入とレベルアップでスタミナはかなりのスピードで伸びていくのでガンガンカードを使用できるようになる。

【攻撃面】
攻撃力の高い両手武器を装備し、Weapon Damageのカードをピックしていく。
武器カード性能が微妙であっても、攻撃力の底上げ効果が大きい。
例外として列の敵の防御力を下げるPink powderと、毎ターン毒ダメージが増加するPoison Tipは強力だった。
Pink powderはSunderと合わせると相手の装甲を大きく削ることができる。
毒は長期戦になりやすい本作と噛み合っており、守りを固めているだけでそのうち敵が死ぬのが強い。
出血と毒の違いは以下の通り。

出血:毎ターン1減少するが、装甲を貫通してダメージを与える
毒:毎ターン1増加するが、装甲を貫通しない。

出血は敵の装甲を無視して継続ダメージを与えるのが強く、毒は持続効果が高いためどちらも一長一短がある。
装甲が低い敵には出血を与え、BOSSなど長期戦は毒で攻めるのがセオリーになる。
固定ダメージ系はWeapon依存系と比べるとダメージが低いため、よほど強力な効果がついていない限りピックはオススメしない。

【防御面】
装甲は重装鎧で確保できるので、序盤以外は必要なくなってくるが、いくつかのカードが強力だったの紹介したい。

1)Toe to Toe
対面列の敵を攻撃する度に装甲6を得る。
攻撃しながら装甲を高めるアタッカーに初手でかけたいバフカード。
本作は一度かけたバフ効果が戦闘中永続するものがあるため、長期戦に特に有効。

2)Anticipation(1回攻撃無効)がついた防具
攻撃値が高い敵の場合、装甲でカバーできない時がある。(終盤単体200ダメージOverを確認)
そういったときのためにAnticipation付きのカードが役立つ。
また、この効果は重複してストックできるのも有用度が高い。
盾は装備者しか使えない(狼は例外)のでBraceのほうが使い勝手は良い。

3)Protection
両隣の味方の装甲値分だけ自身の装甲を高める。両脇が50、50の装甲の場合、100の装甲を得られるため、ほかカードと比較しても装甲ブースト効果が高い。

3)熊のOP Talentカード2選
Fortress
:装甲25上昇に加え、毎ターン8上昇するまさに鉄壁要塞と化すカード。
移動には弱いがそこまで移動カードが受けないため、それなりに長い時間効果を発揮することが多い。

ALL  Or Nothing:自身の装甲分だけ次回の攻撃力を高める切り札的なカード。
Protection、Fortress、重装鎧を使用していると装甲値が200や300を超えることもままあるため、Rush(1×3回攻撃)のような複数回攻撃の前に使用するととんでもないダメージを叩き出すことができる。


【ドローカード】
仲間が増えてくると、Staminaは十分にあるが、カードがないという状況に陥りやすい。
そのため、序盤から以下のようなドローカードは積極的にピックしていく。
イベントでカードの複製ができるが、複製して良いのは基本的にドローカードのみにしたい。
理由はコンパクトなデッキを高速周回させることでいくらでも武器カードを引けるのと、武器カードを複製するとデッキの周回効率が悪くなるため避けたい。
ドローカードは多くなっても、その分回転効率が上がるためため問題ない。
Passiveでもドローカード効果のあるものを最優先でピックする。
個人的に評価が高いのはSetupのような単純にカードを引くだけではなく、+αでドローできるカードで、このタイプは序盤から腐ることがない。
純粋なドローカードはスタミナが少ない序盤は使いづらさがある。

【その他のカード】
1)Oath keeper(狼)
攻撃力が2永久上昇するぶっ壊れカード。(1戦闘中4回まで)
ドローカード多め、コンパクトデッキで何度も引くことで終盤1回50ダメージ以上に余裕で到達する。
狼はドロー関係も手厚いのでそれ自体が強い。

2)出血シナジー
Passiveか特殊鎧により出血を体力回復に変換する効果をつけることができる。
これを利用すると以下の出血カードで体力回復できるようになるため、防御が安定しやすい。
Blood ritualは出血×3の体力ダメージで、これは装甲を貫通するので体力が低い敵に有効。

前衛と後衛

前衛又はバリケードを前列に設置した場合、その後ろの後衛には特定カード以外からダメージを受けなくなる。
装甲が低い味方を装甲の厚い味方の後ろに配置するのがよいが、縦のラインで前後衛を同時に攻撃されるケースも有る。
敵の列攻撃は前衛と後衛に分散することで緩和できる。
また、敵の標的になった場合、そのマスが攻撃対象であるため、Withdrawで空きマスに移動すると標的から外れ、相手の攻撃を回避することができる。
一部のカード(隣の味方の装甲値を獲得)やPassive(隣に味方がいないと毎ターン装甲15上昇)の発動条件があるので、デッキの状況により調整を行う。
敵は行動ターンの列が光り、前後列の順番に行動する。
例えば敵配置によって以下のようになる。

①前列1、後列2:1ターン目は前列、2ターン目は後列が行動
②前列3、後列0:毎ターン敵3体が行動

これを利用すると、②の場合、味方ターンで敵1体を後列に移動すると、後列に移動した1体は行動不可になる。(前列行動のターンのため)加えて①のような2ターンに分かれた行動順になるため、敵の行動を減らすことができる。

アンロック

クリア又はゲームオーバー時にExpを獲得でき、それによりキャラクターとカード、Passiveなどが解除されていく。
徐々に強いカードが解除されるので、複数回繰り返すと多少楽になっていく。

裏Boss出現ルート

初回クリア後は裏Bossルードが出現する。
イベントのカード選択時に青いマークが光るが、そのレーンを進めていくと青い文字でInformant Taskと記載のあるイベントが特殊発生するので、それをこなしていく。
都度条件(お金の支払、戦闘等)を満たさないと裏ルート失敗となる。

①Boat Merchant:150支払う
②Prisoners:2回戦闘
③Chains:Chainsを2枚入手
④Escape:Chainsを2枚入手し、戦闘開始

EscapeではChainsを5回使用してスタックを15まで貯めるまで、前列に敵が無限で出現する。
Chainsは途中で入手しなくてもEscapeで入手できるので問題なし?
上記イベントを全て完了すると、最終BOSSのあとに裏戦闘が2回発生する。

 

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