英語学習を加速するChromebook『ASUS Chromebook Detachable CM3』

最近英語学習用にChromebook『ASUS Chromebook Detachable CM3(CM3000DVA-HT0019)』を購入したのですが、英語学習がかなりはかどるようになったので紹介したいと思います。

英語学習用タブレットとして購入

購入した目的

Language Learning with Netflix(LLN)を使うのが主な購入目的です。
こちらはGoogle Chrome拡張機能で、Netflixの字幕を日英同時字幕にしたり、字幕をタッチすることで内蔵辞書で意味を確認できます。
今まではPCでしか利用していなかったのですが、気軽にタッチ操作しながら利用したかったためタブレット購入を検討していました。
Google Chrome拡張機能のため、iOS、スマホでは使用できず、PCかChrome OS搭載の機種のみで利用できます。
メインのPCはあるので、あくまでサブタブレットになるため、性能の高いPCタブレットは必要なく、安価なChromebookが最適だったわけです。

購入した感想

4万円くらいだったため、そこまでの性能は期待していませんでしたが、LLNをタブレットで快適に使用でき、それだけで購入して良かったと感じました。
開けば即起動でき、タッチ操作が可能、本体も軽く持ち運びしやすいので、どこでも気軽にLLNによる英語学習ができるようになりました。
LLNはチェックしたフレーズ、英単語をAnkiに出力できるのですが、Ankiによる復習も気に入っています。
Ankiは表裏のカード(単語帳)を自作して登録すると、自動で何枚勉強するか毎日割り当てられるのですが、記憶が弱まるタイミングで自動で復習カードがでるため、効率よく単語、フレーズを覚えることが出来ます。
LLNでチェックしたフレーズや英単語は一度チェックしただけで覚えるのは難しい(少なくとも私は無理)ため、Ankiのようなツールで定着させるのがいいです。
実際Ankiを使用するとこんなに覚えていないんだ・・という気づきと共に、しつこく復習カードが出るおかげで定着した確かな感覚があります。
また、Google Chrome拡張機能でマウスオーバー辞書を利用することもできるため、Webサイトの英文もiphoneよりも快適に読むことが出来るようになりました。

私の英語学習の紹介

本機を用いた私の英語学習方法を紹介したいと思います。

【Input】
1)Language Learning with Netflixで意味の取れなかったフレーズ、英単語をチェック。
2)Webで英語記事を読み、不明な単語はweblio ポップアップ辞典で単語登録をする。
3)英語字幕、英語音声のゲームをPS4、Switchなどでプレイし、不明な単語はキーボード付の状態で、都度Weblioのターボ検索で検索し、単語登録をする。
4)定期的にLLNはAnki用に出力し、weblioポップアップ辞典は単語帳一覧の表をExcelにコピーしてAnkiに登録する。
5)メインPCのAnkiアプリケーションで4)で出力したExcelをLLNとWeblio単語帳の2つのフォルダを分けて登録し、Web経由でタブレットと同期
※本機だけではAnkiのカード登録は出来ないため注意。
6)タブレットにインストールしたAnkiroidでLLNとWeblio単語帳でフォルダを分けて毎日10枚ずつチェック。学習が完了したら都度Anki webに同期

【Output】
1)オンライン英会話『Native Camp』を利用する。受講回数制限がなく、予約不要でいつでもできるのが良いです。
2)GrammarlyでWriting。

現在は上記の学習を続けていますが、合わせてiphoneで以下をしています。

1)洋書をiphoneのGoogle play bookで読む。不明な単語は内蔵辞書で確認+色でハイライト。読み終わったらハイライトした箇所をWeblio単語帳で確認&Ankiに登録
2)youtubeの英語動画の閲覧、外出時や家事の時はyoutubeのオフライン再生でlistening
※オフライン再生、広告なしが便利なためyoutubeプレミアムに加入

他のタブレットとの比較

今回はGoogle Chrome拡張機能が使用できる軽量タブレットを条件として、以下の3機種をメインで検討しました。iPadはGoogle Chrome拡張機能が使用できないため候補から外しています。

レノボ「IdeaPad Duet Chromebook
ASUS「 Chromebook Detachable CM3(CM3000DVA-HT0019)
Microsoft「surface go 2

ASUSとレノボの違いは少ないですが、ASUSのChromebook Detachable CM3の方が後発で価格も1万円以上高いです。
決め手となったのは有線イヤホンジャックがChromebook Detachable CM3がついていることです。
IdeaPad Duet Chromebookは有線イヤホンジャックはなくUSB2.0 (Type-C)に変換コネクタをつけてイヤホンを刺す形になります。
個人的には英語学習でAudioが快適に聴けるという要素は大きいのと、Bluetooth接続だと現在使用中のiphone/Airpods proの連携に干渉することがあるため有線イヤホンジャックが良いと考えASUSを選びました。
変換コネクタを挟むと接続が悪くなると音声が途切れたりといったトラブルを起こしがちだったため、IdeaPad Duet Chromebookは見送りましたが、気にならない方はこちらもお薦めです。
イヤホンジャックが分かれているので、充電しながらAudioが聴けるのもいいですね。
surface go 2も候補に上がりましたが、英語学習目的だとややオーバースペックですし、最高性能モデルの場合10万近いのがネックでした。
下位モデルの場合メモリ4GBになりますが、レノボ/ASUSと同じメモリ容量でWindows OSが入っているため、Chromebookよりも挙動が遅い懸念があり、また付属品がないためキーボード、カバーなどを総合するとやはりかなり高くつきます。総合すると低価格で動作が軽快、最低限の機能があるChromebookが魅力的に思えました。
メインPCを持っていない、PCライトユーザーの方にはsurface go 2はお薦めかもしれません。

 

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